顔ダニと毛穴｜毛穴に棲みつく生物・・・

顔ダニってしっていますか？毛穴のひとつに５匹から６匹はいるといわれています。皮膚を餌に増殖することにより、肌のトラブルを引き起こしてしまうとも言われています。今回は顔ダニについて詳しく紹介していきますので参考にしてみてくださいね。

正常な皮膚でも２００万引きの顔ダニがいると言われています。大きさとしては、0.2～0.3ミリ程度と言われています。顔だけでも約２００万匹がほとんどの人の皮膚の上に生息していて、ひとつの毛穴に５匹から６匹住んでいるといわれています。

ダニが付くとクッションや布団に居るイエダニやツメダニなどとは全く異なり、勘違いしている人も多いのですが、高温多湿の時期に増殖するという事ではありません。顔ダニは肌にどんな影響を与えているのでしょうか。

顔ダニが増えてしまうとニキビや痒みの原因となってしまうと言われています。顔ダニが過剰に増えることによりさまざまなトラブルに繋がってしまうのです。例を挙げますが、顔ダニの死骸や抜け殻が毛穴に詰まる事が原因となり、難治性のニキビになってしまったり、顔ダニ本体や死骸などに対するアレルギー反応によりかゆみを伴う場合もあります。

顔ダニを増やさない為には、治療が必要で原虫駆除に効果がある薬を１０日ほど内服する必要があり、かゆみや発疹などのトラブルは改善する事が出来ます。このときに免疫を抑えるステロイドの外用薬を使うと、かえって症状が長引いてしまったり悪化してしまうケースもありますので注意が必要になってきます。

高温多湿は関係していませんが、皮脂を餌とする顔ダニを増やさない為には、皮脂の分泌を抑える生活が重要になってきます。脂っぽい食べ物を取り過ぎてしまうと皮脂が過剰に分泌される原因となってしまいます。また、汗をかいて汚れている状態で風呂に入らずベットへ直行などと不潔生活習慣もやめる必要があります。

実際に、皮膚科に行っても判断に迷う事があると言われていますが、皮膚科なら肌のトラブルは顔ダニによるものかどうか判断できるのではないかと考える人も多いのですが、顔ダニが原因と突き止められないという場合もあります。

実際に顔ダニは誰にでもいるという事ですが、清潔な習慣を行っている場合やアレルギー体質出ない場合には、顔ダニが生息していても問題ないといえます。しかし、皮膚が弱い人やアレルギー体質の人にとっては、何よりもそこから肌のトラブルを招いてしまう可能性がありますので十分注意が必要になってきます。

日常での食事を見直す事も大切で、清潔な状態を保つこともきちんと考える必要があります。実際にメイクなどをしたまま寝てしまう事により、顔ダニのエサとなり増殖してしまう傾向にありますので、毎日お風呂に入るようにして、清潔な状態で就寝する必要があります。